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ツインハンコシステムでINK WAVEに乗り込んでみた【Splatoon3】

Splatoon

どうも中の人です。

前Seasonに引き続きINK WAVEに参戦してきたので、そのレポを懲りずに書いていこうと思います。

今回のチームは逆行と異なり、自分が動きやすくなるポジションのメンバーを募集し結成しました。

前回のレポはこちら▼

チーム「鬼滅のワイパー 無限判子編」メンバー

では、結成の経緯を語りつつメンバー紹介をしていきます。

ぼく(以下「つきさん」)

今回も正確なプレイヤーネームは伏せておきます。

  • レンジ:MIDDLE(SHORT)
  • ロール:CONTROLLER(SUPPORTER)
  • 本戦での使用ブキ:ジャンプビーコン モップリンD、ホクサイ・ヒュー、LACT-450
  • XP:2601(エリア/ホヒュー)
  • ハンコ歴:なし

今回もブレないビーコン使い。

実は今回サポーターのロールで申請したものの、やってることが完全にコントローラーだったので途中で変更。

いわゆるマイオナ厨で、ナワバリで強すぎたためにこれまで手を出してこなかったLACT-450をついに手に取った。
元々塗り奴隷に適性があったのか、なんか思ったより楽しかったのでナワバリで採用が決定した。

前シーズンでモプDで25を目指すと言っていたが、ヤグラで25を達成。
今では塗りの強さと索敵力の高さからホヒュー以上に使い込んでいる。モップリン星人と言った奴は処す

相変わらずエリア以外のルールはあまりやらないが、ようやくヤグラの100勝バッジを手に入れた。

ヵヶル(以下カケル)

  • レンジ:MIDDLE
  • ロール:CONTROLLER
  • 本戦での使用ブキ:ウルトラハンコ フルイドⅤ、ドライブワイパー
  • XP:2510(エリア/フルイド)
  • ハンコ歴:ハンコ実装日から

中の人の相棒。ヵとヶは小さい方ですが今回もめんどくさいので大きい方にします。

3のウルトラハンコが付いているブキ全てを熟練度5にしたハンコパス。無論フルイドも熟練度5達成済み。

今シーズンで実装されたフルイドが中衛気質にちょうどハマり、ドライブワイパー以上の頼もしさになった。

エリアでウデマエを100更新しついに詐欺卒業したと言ってもいいパワーに。ぼく個人は26全然あると思ってる

今回のチームでは基本的にフルイドを携え、チームの後衛を担う。

少し前に実装されたお面のせいでキモさに拍車がかかっている。

カケルさんの一発芸

マダツボミ(以下「マミちゃん」)

  • レンジ:SHORT
  • ロール:TANKER
  • 本戦での使用ブキ:ドライブワイパー
  • XP:2677(ヤグラ/ドライブ)
  • ハンコ歴:ドライブワイパーから

中の人の腐れ縁的存在。ゾンビ狂信者かつ寝落ち大明神。

2時代にボムリーグで組んでいたこともあり、勝手知ったる最前線。
久々に組んでやりたいなーと思ったのでこちらからスカウト。

前線維持のための駆け引きに優れ、なぜか生きてるしなぜか敵が壊滅してる。
しかも性格が悪い(褒めてる)ので敵がされて一番嫌なことを嬉々としてやる。配信中の発言が煽り判定にならないかたまに不安になる

思想が強すぎる上に何故かことごとくぼくと考え方が異なるので、議論すると大抵喧嘩になる。
ただ、筋は通ってるのでチームの戦術面ではかなりお世話になった。

じゅら

  • レンジ:LONG
  • ロール:BALANCER
  • 本戦での使用ブキ:短いものから長いものまで
  • XP:2611(ヤグラ/シマネ)
  • ハンコ歴:今シーズン半ばから

TLで募集をかけたら来てくれた。一番使っている武器はチャージャーだがいわゆる強武器ならどれもそこそこの練度を持つ生粋のマルチウェポナー。

ナワバリではステージに応じてドリンク武器を持ち替え、エリアやヤグラでは対戦相手の編成に応じて最もメタを張れる武器に持ち替え…と、常にチームに足りない穴を埋め続けてくれた救世主。

じゅらさん以外は全員2からの知り合いで、ほぼ身内ノリだったので若干申し訳なさを感じてた。

ちなみに本戦開始時点で唯一ドライブワイパー種が使えなかったが、メンバーに触発されたのか突然ドライブワイパーにハマり出した。

狂竜(以下「狂竜先生」)

  • レンジ:MIDDLE
  • ロール:BALANCER
  • 本戦での使用ブキ:ドライブワイパーなど
  • XP:2724(エリア/ドライブ)
  • ハンコ歴:2から

TLで募集をかけたら来てくれた。

2の頃から非常にお世話になってる先生的存在。
前線キープをしながら的確なオーダーを出してくれるので、彼なしでは戦えない身体になりかけている。

運営から「5人目を画面共有で入れてもいい」という声明が出たので、試合に出ない時でも動き方の指針を出してくれるようになった。誰が呼んだか後方腕組みおじさん。

狂竜先生の交友歴はカケルさんとの方が長く、2時代に2人で夜通しハンコを振り続けるという正気の沙汰でないことをやったらしい。こわい。

彼とカケルさんの息の合ったツインハンコシステムはまさに圧巻の一言。

集ってしまったハンコニストたち

ぼく個人としてはカケルさんのフルイドを後衛に据えて、前線を揃えて楽しくやれればいいなーと思っていたのですが、

なんかハンコ使い多くね??

基本編成は

  • あかつき
  • カケル ←ハンコ
  • じゅら
  • マダツボミ or 狂竜 ←2人ともほぼハンコ

となり、ハンコ2枚が常に入るような状態です。

ルール選択の上でハンコ2枚、通称ツインハンコシステムの通りが一番いいのはホコなので、公式発表の前からホコ選択の予定でした。
その後ルルステ発表でホコが選ばれたと知った時はまさしく天啓だなと思いました。

ちなみにドライブワイパー無印を使用武器に選択しているハンコニストたちは、全員が違った立ち回りをしています。

マミちゃん(TANKER)は、圧倒的なフィジカルと駆け引き、そして復活短縮で前線に残り続けるタイプのドライブワイパー。

カケルさん(CONTROLLER)は、対面拒否をしながらトーピードで圧をかけ続け、練度の高いハンコで確実にリターンを取りに行くタイプのドライブワイパー。

狂竜先生(BALANCER)は、対面やライン管理をバランスよくこなし、攻守共に隙がないタイプのドライブワイパー。

全員が違った動きをするので、注目するとなかなか面白いかもしれません。

チーム名とロゴについて

ここまで一切触れてなかったですが、今回のチーム名は

鬼滅のワイパー 無限判子編

というどこかで見たことあるような感じになってます。

このチーム名はカケルさんと雑談中にポロッと降ってきたもので、なんか語呂もいいし全員ワイパー種が使える(じゅらさんはジムワイパー)ということであっさり決定しました。

で、その勢いのままに作ったロゴがこちらになります。

どこかで見たことあるようなあのロゴとハンコを組み合わせて作りました。

正直怒られないか心配だったので事前に運営に確認を取りましたが、パロディはOKということで無事通りました。

あの時は忙しい中手間を増やしてしまい大変申し訳ありませんでした()

ついにホコでもモップリンDを出した

さて、ルルステ発表もありエントリーも済んだということで、基本的な戦術を固めるターンです。

ここでまず問題になったのは、ぼくがホコが不得意なモップリンDを使うのか否かという点です。

ぼくは元々ホヒュー使いであり、逆行でもホコでアタッカー的な立ち位置で戦ってきました。
フデ種は走って道を作れるので、その特性も活用していました。

しかし、鬼滅のワイパーではホコの先導が得意なハンコが2枚もあります。

ぼくがホヒューを持ってキルを取って先導する必要がない構成なので、同じビーコンでもモプDを採用することが決まりました。ドラデコはハナから選択肢がなかった

しかしどうやってもホコに向かないメインとスペシャルなので、導き出された答えは

カムバゾンビサブ性能でビーコン植えてひたすらホコ持ってゴリ押しする

という野良では絶対通用しないであろうクソ戦法でした。

ぶっちゃけこれやるならどのビーコン武器でも良かったんですが、ぼくの練度と塗りの都合でモプDが選ばれた…といった感じです。

実際に本戦で使ってたギア

やってることはただのゴリ押しですが、実は意外とツインハンコシステムと相性が良く、

  1. ぼくがホコを無理やり前に置く
  2. ハンコや対物フルイドの圧倒的対物補正で即割り
  3. そのままハンコで前に出る
  4. 生き残っている人かぼく(復帰が間に合った場合)がさらに進める
  5. ビーコンで復帰する
  6. 以下繰り返し

といった流れでホコのカウントを一気に稼いでいました。

カケルさん曰くぼくがホコを無理やり前に置いてくれるのが良いということらしいです。

…以上が、ホコでモプDを出した経緯となります。

後述の公式配信卓のホコでモプDを出して「えっモプDなの??」となった人も多いと思いますが、チームの編成(とぼくの使用武器)の都合上一番理にかなっている武器選択であったことが解っていただけたかと思います。

頼もしすぎるナワバリ有識者たち

続いて、選択予定だったホコが固定ルールになったということで、どのルールを選択するかを検討しました。

そもそも鬼滅のワイパーのメンバーは得意なルールがバラけており、「これはないな」と言えるルールはアサリぐらいしかありません。

その中で選ばれたのはナワバリバトルでした。

全員エリアはそれなりにできますが、それは相手も同じ。

つまり、こちらがナワバリバトルを選択すれば相手はほぼエリアを選んでくれるので、苦手なルールが選ばれる可能性を少しでも減らすことができます。

意図的に得意な「ホコ」「エリア」「ナワバリ」で対戦ルールを固定するためにあえてナワバリを選んでいた、というわけです。

…さて、チームとしてナワバリを選択するにあたり、ナワバリが苦手すぎるぼくにとって重要な存在となったのがナワバリ有識者である狂竜先生とじゅらさんです。

行動の指針やミサイルのタイミングなど、ラクトを持ったことがある人なら最初に覚えるようなことから教えていただき、なんとか本戦までに形にはなったかなと思います。

まだまだ粗はありますが、少なくとも「ナワバリ絶対やりたくない」から「塗り奴隷楽し〜〜〜〜〜」という心境になったのは狂竜先生、じゅらさんのおかげです。ありがてぇ。

でも野良ではもうやりたくないです。ラクト持ってるんだから自陣塗らないでくれ。

突然の配信卓

8月2日21時、慌てて配信サムネイルを作っていたところ、第1WAVEの対戦スレッドに見慣れない文言が出てきました。

そう、切望していた公式の配信卓です。

第1WAVE開始までにサムネイルを完成させなきゃと焦っていたところに配信卓の文字が出てきてぼくは半ばパニックになってました。間に合って良かった。

憧れのルオカ団長が解説席にいらっしゃるということでやはり緊張はしましたが、試合直前に突然ヒノノニトンの話を始めるというマイペースすぎるメンバーに和まされ、想定していた通りの動きができたかな、と思います。

ヒノノジュットン

チーム名から編成までネタに事欠かないチームですが、そのコンセプトとぼくらが誇る最高のハンコがお見せできたなら嬉しいです。ウルトラハンコは奥が深い!(お前が言うな)

個人的にルオカ団長がハンコの使用意図を汲み取った解説をしていただけたのが非常に嬉しかったです。ありがとうございました!
分かってはいたけどぼくの仕事が地味すぎてほとんど言及されなかったことだけが心残り

お前も鬼にならないか!!

…配信で映らなかった地味(だけど重要)な仕事をしていたぼくの視点もぜひ。配信にいなかった5人目のオーダーもあります。
※ゲーム音二重になってます。直し方がわからん。
※2WAVE目に延々とハンコに狩られ続けるわかば統一の映像が流れます。自己責任でご視聴ください。

対戦相手の編成に愛された

鬼滅のワイパーはハンコに偏ったチームであるが故に、相手の編成によっては非常に苦しい戦いを強いられたり、反対にあっさり勝てたりもします。

シーズン中盤に当たったわかば統一のチームには危なげなく完勝しましたが(相手が計測中だったため元のパワー差はあったと思います)、強いスピナーがいるチームには手も足も出ず撃沈していました。

そう考えるとかなりピーキーなチームではあるのですが、幸いにもハンコの天敵であるノーチラスやハイドラが少なかったため、その点で苦しめられる場面はほとんどなかったように感じます。

最終的な勝率については後述しますが、対戦相手の編成には非常に愛されたと言えるでしょう。

さて、ハンコ「が」天敵になる最たる例としてキューインキ編成が挙げられます。

ハンコニストたちはキューインキが大好きなので、特にホコで見かけるとウッキウキになります。

そんなハンコニストたちが狂喜乱舞する様子をご覧ください。

なお、相手のキューインキ使いは2の頃ハンコ武器を使っていたそうです。いいオチですね。

鬼滅のワイパーの最終戦績

最終WAVE POWER:2493.07
最終順位:154位/315チーム
クラス:モレイ

最終結果はほぼ中央値となりました。

鬼滅のワイパーの平均XPはほぼ2600なので、INKWAVEの上位層はかなり厚いなと思いました。

最終日頭にはWP2500に乗っていたので、維持し切れなかったのはほんの少しだけ悔しいですね。

終盤は常にXPの平均が100〜200も高い相手と連戦してきたので、正直非常に苦しかったです。
でもXPの差は戦術や幸運で埋められるんだと思いました。ここまでこれたのは本当に感慨深いものがあります。

セットの勝率:53.8%(78セット)
※勝率はノーショーを含むので記載しません

  • ナワバリバトル:50.0% (26 セット) / 50.0% (通算)
  • ガチエリア:61.9% (21 セット) / 61.9% (通算)
  • ガチヤグラ:100.0% (3 セット) / 100.0% (通算)
  • ガチホコ:46.2% (26 セット) / 46.2% (通算)
  • ガチアサリ:50.0% (2 セット) / 50.0% (通算)

ホコにおけるツインハンコシステムは強力ですが、やはり押された時に止められないという弱点が露呈しカウントで競り勝つかノックアウト負けという試合が目立ちました。
そのため、同格相手では勝率ほぼ5割程度に落ち着きました。

選択ルールだったナワバリバトルは、ぼくのラクトがまだまだ浅く、プレミしなければ勝てた試合がいくつかありました。
今シーズンから練習し始めたことを加味すれば5割というのは十分な勝率といえますが、もう少し上げられたんじゃないかなと思います。
少なくとも今シーズンを通して大嫌いだったナワバリが少し楽しくなったので、その点においては間違いなく大勝利です。

相手からの選択ルールで選ばれることを想定していたエリアについては、思っていた以上に勝利できたので内心少し驚いています。
基本編成はモプD、ドライブ、フルイドと何か(気分と相手編成によって変更)という、ハンコ2枚がほぼ固定。
その中で6割勝てたのはメンバーのルール練度と、比較的ビーコンやハンコが刺さりやすいステージが多かったからだと思います。

  • ザトウマーケット:46.2% (13 セット)
  • タラポートショッピングパーク:46.7% (15 セット)
  • 海女美術大学:63.6% (11 セット)
  • マテガイ放水路:50.0% (16 セット)
  • マサバ海峡大橋:61.5% (13 セット)
  • リュウグウターミナル:60.0% (10 セット)

ハンコの聖地ザトウは、ホコでの負けが若干多かったように感じます。
あと、ビーコンの通りがあまり良くないので、ぼくが足を引っ張った可能性があります。だってサメ使わないんだもん

逆にビーコンの聖地であるマサバでは、しっかりエリアで勝率100%を叩き出しました。
意外とナワバリの勝率もよく、ますますいい印象が強まった気がします。

アマビとリュウグウはなんでこんなに勝率高いのかイマイチよくわかりません。ビーコンも弱いし。

総合して見ると、ツインハンコシステムという攻めに特化した編成でありながら、どちらかというと元来「守り」や「固め」が得意なメンバーが多かったため、エリアやヤグラの勝率が高かったのではないかと思います。

2度目のINK WAVEを終えて

正直、来シーズンも同じメンバーで出たいなと思えるぐらい楽しいシーズンでした。

何よりもナワバリの苦手が払拭されたのが一番大きかったと思います。もう少しこのチームでラクト教わりたい。

今の段階ではまだ出ると確定はできませんが、またこのメンバーで戦えたらいいなと願いながらこのレポを締めくくります。

読んでいただきありがとうございました!INK WAVEは楽しいぞ!!