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ツインハンコシステムでINK WAVEの海勤賞取ってみた【Splatoon3】

Splatoon

お久しぶりです中の人です。

前シーズンに引き続き、鬼滅のワイパーでINK WAVEに参戦したのでまたレポを書かせていただきます。

前回のレポはこちら▼

チーム「鬼滅のワイパー 無限判子編」メンバー

2シーズン目ということで、前シーズンから変わったことを中心に紹介します。

ぼく(以下「つきさん」)

  • レンジ:MIDDLE(SHORT)
  • ロール:CONTROLLER(SUPPORTER)
  • 本戦での使用ブキ:ジャンプビーコン モップリンD、ホクサイ・ヒュー、LACT-450
  • XP:2601(エリア/ホヒュー)
  • ハンコ歴:なし

使用武器や戦術面での変更は特になし。

前シーズンとは異なり、固定でホヒューを出すステージがあるため、そのステージを引くとウッキウキになる。
ぼく「このステージホヒュー持っていい?」狂竜「モプで」

重度の左右盲に定評があり、ついに正しい報告をしているのにメンバーに疑われるようになった。左右を間違えると狂竜先生に訂正されるのはお約束。
また、初日に頭部を強打し、メンバーに「治ったんじゃね?w」とネタにされた。ぼくは壊れたテレビか

先月からハンドメイドにハマり、試合の合間によく花を作っている。

前シーズンからポンコツ度が加速中

ヵヶル(以下カケル)

  • レンジ:MIDDLE
  • ロール:CONTROLLER
  • 本戦での使用ブキ:ウルトラハンコ ドライブワイパー、フルイドⅤ
  • XP:2550(エリア/フルイド)
  • ハンコ歴:ハンコ実装日から

今回はじゅらさんに後衛を譲り、中衛での参戦。ホコでは変わらずフルイドでホコバリアの管理を担当。

前々からアンカーの才能があることが予見されていたが、コンブナワバリで左通路の防衛を任せたところ「1人でライン維持をこなす」才能が開花。
結果、彼1人で重要拠点を維持することを「ここをコンブの左通路とする」と言うように。ちなみにコンブナワバリの左通路防衛は大変らしい

前シーズンではフルイド主体でしばらくドライブから離れていた点、彼の得意な行動がアンカーである点から「やっぱ僕フルイドの方が上手いのかもしれない…」とぼやいている。

マダツボミ(以下「マミちゃん」)

  • レンジ:SHORT
  • ロール:TANKER
  • 本戦での使用ブキ:ドライブワイパー、ジムワイパー種、デンタルワイパー
  • XP:2677(ヤグラ/ドライブ)
  • ハンコ歴:ドライブワイパーから

前シーズンはドライブ主体だったが、今シーズンは他のワイパー種を引っ提げて参戦。

知らない間にゾンビ信者をやめていた。
その結果彼1人浮いていたラインが揃うようになり、連携力の強化につながった。

時間を使わせる戦法が上手く、狂竜先生がいないときのオーダーもやっている。
ポジション的にぼくがオーダーを出してほしいようだが、左右盲に任せると大変なことになるので全力で却下した。

じゅら

  • レンジ:LONG
  • ロール:BALANCER
  • 本戦での使用ブキ:短いものから長いものまで
  • XP:2611(ヤグラ/シマネ)
  • ハンコ歴:前シーズン半ばから

今回はチャージャーを持ちたいということで、カケルさんと後衛を交代した。
得意レンジとウデマエがもはや詐欺。とあるサーバーでXP3000クラスじゃないかと言われている

マルチウェポナー化が加速しており、本戦で

  • R-PEN/5H
  • リッター4K
  • リッター4Kカスタム
  • N-ZAP85
  • シャープマーカー種
  • スプラシューター種
  • ノーチラス種
  • ロングブラスターカスタム
  • Rブラスターエリートデコ
  • カーボンローラーデコ←!?
  • クアッドホッパーブラック←!!?
  • ハイドラントカスタム←!?!?

等のブキを出し、対戦相手に的確なメタを張ってくれた。LONGとは

ハンコ組とビーコンがカウントを進めることに特化している反面、敵のカウントを止めるのはもっぱらじゅらさんの役目になっていた。
むしろ彼の打開の1キルがあってこそのツインハンコシステムといえよう。

毎日のようにガチプラベに励んでおり、右肩上がりで成長中。

ツインハンコ戦法のホコとビーコンに脳を焼かれている。

狂竜(以下「狂竜先生」)

  • レンジ:MIDDLE
  • ロール:BALANCER
  • 本戦での使用ブキ:ドライブワイパー、スクリュースロッシャーなど
  • XP:2724(エリア/ドライブ)
  • ハンコ歴:2から

今シーズンも後方腕組みおじさん。
5人揃っている時は不在なことが増えた。

観戦している時は常に何かを食べており、食いしん坊キャラが定着。
配信中にネギラーメンを啜っている音が入ってしまい、メンバーに散々いじられた。あと大体サラダチキン食ってる

1日だけカケルさんが不在の試合があり、ホコでは彼の代わりにフルイドを握った。なお唯一エリアでカケルさんがフルイドを持つコンブではトラストコラボを持ち、後で懺悔した。

放送事故

選択ルールをどうするか?

前シーズンはホコが固定ルールということもあり、ナワバリを選択することで得意なエリアとナワバリをできるだけ固定化する方針を取れました。

しかし、今回はエリアが固定となったため、得意ルールだけをやるのは難しい。
前回より対戦ルールが増える可能性が高いということで、何を選択するか本当に悩みました。

今回のナワバリのステージは難易度が高いということで、第一候補として挙がったのはじゅらさんの得意なヤグラでした。
しかし、一度ヤグラの対抗戦をやってみたところ、ハンコ2固定+ソナー固定+長射程自由枠というのはとにかくヤグラを止める手段に乏しく格上相手とはいえほぼ全敗。
極力ヤグラは避けた方がいいという結論になり、早々に第一候補から外れます。

そうなると、ナワバリが第一候補となり、第二候補としてホコにする以外ありません。アサリは無理

ちなみにホコがなぜ選択肢に挙がっていなかったかというと、ツインハンコによるセカンドアタックがしづらいステージが多かったからです。
正直今回の6ステージは鬼滅のワイパーの戦法と相性の悪いステージが多く、WP2500すら怪しいんじゃないかという空気が漂っていました…(詳しくは後述)

こうしてシーズンが開幕したわけですが、想定以上にナワバリが難しく、格上はおろかWP200以上も差があるチームにまで負ける始末…
初日に至ってはナワバリ全敗という、選択ルールとは?という状況になってしまいます。この流れ逆行でも見たな

ナワバリでなかなか勝てない状況が続く2週目の中頃、じゅらさんの

「もうホコでいいんじゃね?」

という発言から、ホコ選択に切り替わっていきました。

確かにセカンドアタックが難しいステージは多かったものの、やはりハンコ使い3人の練度、ビーコンの強さを発揮できるホコというルールは鬼滅のワイパーにマッチしていました。

ホコ選択にしてからセット勝率も上がり、最終日に多少下がったものの全体的に少しづつWPも伸びていきました。
まさかWP2550を超えるとは思っていなかったので、チームとしての成長を感じました。

ところで、今回のステージに一つハンコ(というかドライブワイパー)ととてつもなく相性の悪いものがあります。

使い手ならすぐにお分かりでしょう、タカアシ経済特区です。

金網などの塗れない床で減速するハンコとは非常に相性が悪い上に、金網上を陣取ると強いスピナー種が闊歩するこのステージは、ハンコ使い3人が口を揃えて「無理」と言うどうしようもなさでした。

実は最終週に配信卓に出させていただき、最初のステージがタカアシエリアだったんですが、実況解説では「ペンリッターが持てる鬼滅のワイパー側が盤石な抑えをできそうですね」と言われていました。

そんなことないです阿鼻叫喚です\(^o^)/

ホクサイが苦手なダイナモもいるわハンコの天敵ノーチもいるわでぶっちゃけよく勝てたなと思います。

なお、その配信卓のホコではツインハンコ戦法が通りにくいネギトロを引き、全く見せ場なく負けました😇
ぶっちゃけめっちゃ悔しいです。鬼滅のワイパーというチームのあり方を見せられなかったのが本当に悔しい。

次シーズンもこのチームで出られたら今度こそ魅せるので配信卓何卒よろしくお願いします!!(こら)

対物ハンコ相手にホコ割り挑んだら負けます

ふざけてるのが真面目です

チームの配信を見たことがある方は、こいつらテンションたけぇな…と感じたと思います。

ハンコニスト達は常に変なこと言ってるし、ぼくの報告はガバだし、上手いプレイングができると大体歯茎出ます。

ですが、チームの方針として、戦略としてこのテンションを維持しようという話になっていました。

鬼滅のワイパーは全体的にWPが上がり続けていましたが、計測が終わってすぐにとんでもない連敗をした日がありました。(戦績のグラフで分かりやすくV字になってます)

その日は負けた試合の負け筋を作った人が引きずってしまい、連鎖的にかなり堅苦しくなっていたことを覚えています。

全WAVEが終わった後、話し合いをする中で「やっぱり好きなようにやった方が強いわ」という方針に決まり、その後は常にはっちゃけた雰囲気になりました。

とにかく試合を楽しむ。相手にリスペクトを持った上で叩き潰す。

でも必要なことは報告しオーダーする。負けたらよくなかった点を反省する。

そして、味方のミスは絶対に責めない。

かくして、鬼滅のワイパーは最高の雰囲気を保ったまま、海勤まで駆け抜けたのでした。

チームが成長し、ついに自分の限界にぶつかる

鬼滅のワイパーは今シーズンで最終WPが60も伸び、最終ランクがシャーク級だったチームと対戦することもありました。

平均XPで見るとかなり高いWP帯で戦っていたこともあり、対戦相手が強過ぎてぼく個人が何もできない試合が増えました。
こちらは緑バッジが1人いる程度なのに相手に銀バッジ持ちがいることもザラにありました。

ぼくは試合中におけるリソースが同じぐらいの実力の人と比べて少なく、できることが限られている武器を身体と一体化するレベルまで使い込んで、敵の動きを読むことに全てのリソースを費やすことでどうにかXP2600まで到達できた人間です。

つまり報告に割けるリソースも、キルできそうな敵を見つけた時に反射的に殴りかかる癖を制御するリソースもありません。

この特性が災いして、左右はおろか正しい武器の名前の報告すら失敗したり、絶対にしてはいけない行動をして負け筋に直結することが多々ありました。

チームとしての完成度が上がっていくうちに、これ以上はついていけないんだ、これ以上は明確に足を引っ張るんだと苦しくなることが増えました。
特にシーズンの後半、めきめきと力を付けるじゅらさんを見て、来シーズン以降このチームに引き留めてもいいんだろうかと本当に悩みました。(本人も他の人とも組んでみたいという気持ちはあったそうです)

ですが、最終日にこの心境を吐露したところ、

狂竜「個人の実力とチームの戦術は別物」

じゅら「ここまで成長できたのはいろんな武器持たせてくれた鬼滅のおかげ」「決めた、来シーズンも鬼滅で出る」

カケル「貴方と出られればそれでいい」

という言葉をかけてもらえて後で泣きました。(マミちゃんは仕事で不在でした)

正直なところ、ぼくはこれ以上最高XPを上げることはできないと思います。
メンタル面でも、時間の面でも、これから衰えていく身体面でも、Xマッチに打ち込むことは難しい。

でも、チームの戦術の幅を広げられるよう、ぼくの割けるリソース内で、できることの選択肢を増やしていく所存です。待ってろ赤スパ。

新たな出会い、そして再戦

今シーズンは実質海勤ということもあり、本当にたくさんの相手と対戦しました。

特に印象に残っているのは、ぼくらと同じようにフルイドでホコバリアを割り、ビーコンでゴリ押しする戦法をとってくるチームがいたことです。
完全にあちらのペースに巻き込まれて負けてしまったのは悔しかったですが、この戦法の強さを改めて感じました。

こちらの編成を見て、次ルールからハンコに持ち替えてきた人もいました。(違ったらすみません)
しっかりハンコを使っている方達で、4人分のハンコが飛び交う楽しい試合になりました。なおモプDのぼくは一方的に轢き殺された

ハンコ使いは仲良し

そして、何よりも前シーズンで裏切ったキューインキ使いを擁する(逆恨み)FrontMissさんと今シーズンも再戦できました。
今回はノーチラスではなくテイオウイカが出てきて冷や汗をかきましたが、2試合は返り討ちにできてよかったです。

※Xでも申し上げましたがキューインキ使いの方は配信に応援に来てくれるいい人です。実は元ハンコ使いらしい。

前回はよくもノーチラス持ってくれたな(逆恨み)

最終戦績

鬼滅のワイパーの今シーズンの最終戦績(暫定)は以下のとおりです。

最終WAVE POWER:2559.08(前:2493.07)
最終順位:128位/324チーム(前:154位/315チーム)
クラス:モレイ

WPで見ても、順位で見ても、かなりの大躍進だと思います。
最終日に下がりましたが、最高WPだけで見ると80以上は上がりました。

続いて、ルールごとの勝率です。

セットの勝率:54.6%(141セット)
※勝率はノーショーを含むので記載しません

  • ナワバリバトル:46.2% (26 セット) / 43.8% (通算)
  • ガチエリア:51.1% (47 セット) / 56.5% (通算)
  • ガチヤグラ:54.8% (31 セット) / 51.1% (通算)
  • ガチホコ:62.5% (32 セット) / 53.1% (通算)
  • ガチアサリ:80.0% (5 セット) /60.0% (通算)

ナワバリ選択とは一体……うごご

しかし、前シーズンから見てホコの勝率が格段に上昇しています。
これも2シーズン継続したことでツインハンコの練度が増したと見ていいでしょう。
次回も出るなら鬼滅のワイパーはホコ選択でいくと思います。

あと、意外とヤグラやアサリもやれるのでは…?説があります。
次シーズンでも出されていいように多少は勉強しておきたいですね。

次はステージごとの勝率です。

  • チョウザメ造船:57.9% (19 セット)
  • ユノハナ大渓谷:55.0% (20 セット)
  • コンブトラック:65.0% (20 セット)
  • ネギトロ炭鉱:50.0% (30 セット)
  • マヒマヒリゾート&スパ:45.8% (24 セット)
  • タカアシ経済特区:57.1% (28 セット)

タカアシ意外とやれるやん。
多分苦手だからこそ色々試行錯誤したことが功を奏したのではないかと思います。
あと実はタカアシエリアはぼくがホヒューでXP2600乗った時のステージであり、金網走ってエリア周りの敵を蹴散らせたのが大きかった。ハンコが無理ならぼくがホクサイでしばく。

コンブトラックは勝率6割を超え、ナワバリ以外は安定していました。
ハンコの通りがよく、モプDやソナーも刺さりやすいので納得の数値。

逆にマヒマヒはビーコンの通りが悪く、ぼくが非常に苦手意識が高かったこともあり、勝率が下がっていました。
序盤のナワバリでマヒマヒ引いて連敗したのも響いていると思われます。
ホコやヤグラはそれなりに勝っていた印象です。

海勤レベルまで出ると苦手ステージも少しづつ改善されてきたりして、解像度が上がった気がします。

海勤まで駆け抜けて

当初の予定では出られるだけ出ようぐらいの気持ちでしたが、シーズン後半は海勤が見えてきたこともありチーム全員が「頑張って全部出よう」という雰囲気になっていました。

その分たくさんいろんなこと考えたし、悩むシーンも多々ありました。

でも、ここまでのレポに書いてきた通り本当に楽しかった(語彙力)ので、時間に余裕がある方はぜひ海勤狙ってみてください。

最後に、運営の皆様には今シーズンも本当にお世話になりました。

ありがとうINK WAVE!