- 制作期間:2018年10月〜2019年2月
- 作品形態:書籍(外注)/ポスター
障害者が生きやすい社会は、健常者にとっても生きやすい社会である。
「共生 -異形と人と-」前書き
『異形』とは──
『異形』はふだん、こころの奥深くに潜んでいます。
そして、ときおり自分の意思を無視して干渉してきます。
思ってもいないことを言って相手を傷つけてしまったり
家を出る直前まで覚えていたのに、いざ出発するときに忘れ物をしたり。
いつしか、わたしはその『異形』を感じ取れるようになりました。
きっかけは自分と相性の悪い相手を見分けて自衛するためでした。
異形を持つ自分がとてもめんどうな人だと思っていたから
自分に似た人をみて、余計に自分が嫌いにはなりたくなかったのです。
ですが、『異形』はわたしのような発達障害者だけが持つものではありませんでした。
それを知るきっかけとなった人物とともに築きあげてきた記録を、ここに残します。
「共生 -異形と人と-」本文(一部)








「共生 -異形と人と-」ポスター
「共生 -異形と人と-」の販売について
当作品のフルバージョンは、制作展の期間限定で無料公開していました。
現在は一部のみの公開となっていますが、近いうちに電子書籍でフルバージョンを販売する予定です。
また、余裕ができたらデザインや文章を練り直して正式に出版するのも視野に入れています。